アメリカ小学校 どんなイベントがある?

アメリカの小学校はイベントが盛り沢山

学校で行われる季節のイベントに加えて、放課後や週末にPTA主催のフェスティバルやバザーなどなど、子供達が楽しめるイベントが沢山あります。

年間スケジュール

8月

最近は8月中旬から新学年がスタートする学校がほとんど。
新学年が始まる前後にクラス分けや担任の先生の発表も含めた
Back to School Night” というイベントが開催される学校が多いです。
Nightと言っても、夕方から学校の体育館などに集まり、ちょっとしたイベントが行われます。基本的には自由参加です。

9月

新学期も始まり、親子共々新しいクラスメイトやその親御さん達が
どんなメンバーなのか気になるところですよね。
この時期はPTA主催のイベント(例えば近所の公園でピクニックなど)
が放課後や週末に開催されて学校以外の場所での交流会が設けられる所が多い様に思います。
目的としては交流を兼ねていますが、メインの理由としてはPTAスタッフの
募集や、学校への募金活動も兼ねています。

10月

ここからアメリカのイベントフルな時期の突入です。
そう、10月といえばハロウィンです。
もちろん31日は仮装をして登校です。
ただ張り切って仮装して登校するのは小学生までという印象ですね。

ここで、アメリカの学校ではお菓子の交換などもされるイメージですが、
昨今ではアレルギーの心配などもあるので、クラスで小さなオモチャ
を配る子や特に何も配らないという子も沢山います。

11月

11月は感謝祭、Thanks Giving Dayがあります。
アメリカの感謝祭は日本でいうお正月の雰囲気。
当日は学校もお休みになり家族で集まり皆んなでターキーを食べます。

それに因んで学校ではFriends Givingというお友達に感謝をする
という日が設けられる学校も多いと思います。
その日は先生によりますが、先生から小さなプレゼントをもらえるクラスも!

12月


12月に入ると一気にクリスマスモードに!!
どこの学校もクリスマスコンサートが開催されます。
冬休み前に親御さんも招待され、講堂や体育館で合唱を発表します。

ここで忘れてはいけないのが、先生へのクリスマスプレゼント。
各自先生に渡す場合、クラスで参加希望者を募り、資金を集めて渡す。
とケースバイケースですが、プレゼントの内容としてはギフトカードと
スウィーツのセットなどで渡すケースが多い様です。

1月


1月は新学期も始まり少し落ち着きを見せる月です。
後半にはMartin Luther King, Junior. Dayといって、
1960年代にアメリカ人の人権と平等を訴え、アメリカの人種差別撤廃に
大きな影響を与えたキング牧師を称え、学校や公共機関はお休みになるケースが多いです。
この日に向けて学校では人を思いやる事などについての特別授業などがあります。

2月

2月はバレンタインですね!
この日はお友達とプレゼント交換などをして楽しみます。
アメリカのバレンタインは日本にある習慣とは違い、男女共にチョコレートやプレゼントをあげあったりする日です。
学校ではハロウィーン同様お菓子や、小さなプレゼントなどをあげるお友達が多い印象です。

また、2月は新学期から登校100日を記念した100Daysイベントがあります。
皆んなで100にまつわるアートを作成したり、イベント当日はおばあちゃんやおじいちゃんの仮装をして登校したりして楽しんだりもします。

3月

3月17日はSt. Patrick’s Day (セント パトリックス デイ) アイリッシュのキリスト教のお祝いの日です。アメリカにもアイリッシュ人が沢山いるので、その為に広まった日となっています。

St. Patrick’s Day は緑色の洋服を着ます。また、三つ葉のクローバーがシンボルなので、そういった小物も身に付けたり。子供達は緑の洋服や、小物をつけてないと冗談で”Pinch! You are not waring green!” ”つねっちゃうぞ〜”という遊びが伝統です。

その他のイベント

  • Color Week:1週間毎日決められたカラーの洋服で登校します。
  • Walk or Ride to School Day: 車での登校が多いアメリカ。健康や環境保護をテーマに希望者を募り、朝早く学校から少し離れた所で集合をして学校まで歩きます。
  • Book Fair& Picnic: PTA主催で本の販売が放課後にされます。売上げは学校の運営資金となります。これに因み、ランチタイムに親が本とランチを持って、子供とランチを一緒にしながら本を読むという時間が設けられます。
  • Restaurant Fundaries:決められた期間に学校区にあるレストランで食事をすると、その期間の売上の数%が学校へ寄付されます。
  • Teacher’s Appreciation Week:この期間は先生への感謝の気持ちを伝えたり、先生へプレゼントを渡したりします。アメリカも先生のお給料は平均、またはそれ以下です。
    その為、この時期に親達がお金を出し合い、ギフトカードなどをプレゼントするケースが多いです。
  • Red Ribbon Week:この日は子供が赤い服を着て、薬物の危険性について学ぶ週です。(子供達はよく分かっていないので、赤い服を着て楽しむ週という雰囲気にはなっています。)アメリカ人の親御さんからも小学生から薬物について触れるのはどうかという議論は出ていますが、薬物が大きな問題となっているアメリカならではの啓発習慣です。
  • Movie Night:こちらもPTAが主催をして、夕方から学校に集まり家族や学校のお友達と映画を一緒に観るイベントです。お祭りのような気分を味わえます。
  • バザー:これは日本と同様です。PTAや親御さん、地元でビジネスをしている方がお店を出して、売上は学校へ寄付となります。
  • Pajama Day:子供達がパジャマで学校へ行く日です。先生もパジャマで来ます。アメリカならではの楽しい1日です。
  • Dance Party:学校にDJがきて、ダンスパーティーが行われます。アイスクリームなども出たりと、学期末や特別なタイミングで行う学校が多い様に思います。

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