
キンダーガーテンでは、算数の時間も入ってきます。同じ算数でもアメリカはどんな算数の授業を行っているのでしょうか?英語で覚える算数は英語の勉強にもなるので、こちらも紹介させて頂きます
英語で算数を学ぼう!
まず、算数はMath(マス)という風に呼びます。
アメリカのキンダーガーテンでは、だいたい数の紹介から始まり、学年が終わる頃には引き算まで紹介する学校が多い様です。
文章で説明されたことに対して理解をして、計算を導くという練習を主体に算数をやっていきます。
英語で算数の文章問題
私がクラスボランティアを始めた頃は、5歳の子供達は数を書く練習や読み方を習う所からスタートしていました。最初は数か月かけて毎日ゆっくりと子供達は練習していき、0から100が染みつくまで声に出し、書いてを繰り返していました。
数を数えるという段階から行われていたのが、先生の指示に従って絵を書き、何個あるか数える練習でした。
これは英語で何を求められているのかを理解し、自分で考え、答えを導く練習です。
私は、これが理解する力と英語力を高める良い練習だなと感じました。
↓は学年中盤時期の宿題の内容になります。この様な内容は学期の最初から宿題に毎回組み込まれ、毎週解いて提出していました。この問題をお子さんに英語で読んであげ、(_の部分の数はカッコ内にある数字を選び)お子さんには絵を書いてもらう。そして、正解を導く。というのを週に1,2回やってあげると、リスニングにもとても効果があるのではないかなと思います。


興味深かった算数の授業内容
触って学ぼう 図形
算数のクラスの中では、2D,3D Shapeについての紹介をしていました。娘のクラスの先生は3D のブロックを沢山持ってきて、これの名前を当ててみよう!と生徒達とブロックを触りながら説明したり、塗り絵をしたり、側面は何個あるのかな?などと見てみたり。名前も、普段の生活では出てこない様な名前なので、こういった所で英語を取り入れてみたも面白いなと感じました。


文章問題を口頭だけで伝える
これは、子供の理解力の確認をする際に行っている印象でしたが、算数の少し難しい問題をヒアリングのみで理解し、答えるという内容でした。
例)バスケットが5個あります。その中に卵を2つずつ入れなければなりません。卵はいくつ必要ですか?
“There are five baskets. Two eggs must be placed in each basket. How many eggs are needed?”
この内容を5回ほど聞いたあと、先生は質問を受け付け、生徒には紙の上に絵を書き、問題に答えなさい。と伝えました。
とは言っても、5-6歳児。英語に慣れている子供達にもかなり難しい内容の様でした。
それぞれ自分が正しいと思う内容を導き出していましたが、娘のクラスで全て言われた通りにできていたのは2人だけ。答えの正解、不正解はおいておいて、これを行う事により、ヒアリング、理解力、アウトプットの練習になりますよね。
こういった内容の練習は算数だけではなく、英語の練習にもとても適しているなと感じました。普段の英語のお勉強に算数も取り入れながら、おうち英語もしていく。というのもとても使えるなと思います☺
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